こんにちは整体院 松華 -SYOUKA-院長の平尾嘉信です
昨日は大臀筋について話をしていきました
大臀筋について見てない方は先にご覧下さい(こちらから)
本日は腰痛ランキング第2位の大腰筋について話していきたいと思います
大腰筋はお腹の前側についている筋肉で、主に股関節を曲げていく筋肉です
画像はインターネットより
腹筋群は見えなくなっています
その他の作用としては骨盤を前側に傾ける作用や腰骨を反らせるような動きをするのもこの筋肉になります
実は椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄省もこの大腰筋が大きく関わっています(合わせてそれらも見て下さい。椎間板ヘルニアはこちら、脊柱管狭窄症はこちら)
しかもこの大腰筋、実は筋膜レベルでは腹筋群との繋がりがあり、このつながりの部分を筋膜リリースしてあげることでお腹周りから腰周辺にかけて筋肉が緩んで行きます
大腰筋はインナーマッスルと言われる筋肉に分類され、体幹部の安静性にも関与している部分となります
インナーマッスルには小さな筋肉が多く、姿勢を安定させる働きがあります
どちらかというインナーマッスルはうまく使えていない人が多く、運動方法を学習( 繰り返し運動する)していく必要があります
インナーマッスルを支えていない場合
関節の節々に痛みが生じています
関節痛の痛みの原因としてインナーマッスルが使えていないと考えられるケースはかなりの数あります
そのような場合にはストレッチを行うよりも筋肉をどんどん動かし運動学習させていく必要があるので、関節運動をたくさん行っていただきます
椅子に座った姿勢から太ももをもも上げの様に上げていきます
ただこれだけです
しかし、注意点があります
1.背中が丸くならない
2.股関節は90°以上曲げる
*股関節を90°以上曲げた姿勢では大腰筋しか働きません
つまり筋トレとしてはハードなものとなります
もし楽だなと思ったらやり方が微妙にずれている可能性があります
詳しいやり方や指導を受けたい方はLINE@にご登録いただけたら対応が可能ですのでご活用ください。またLINE@では健康に関わる情報を日々流しております
これは仰向けに寝た姿勢で行っても良いので、ご自分の身体の具合と合わせて実施して下さい
腰痛解消のための相反神経メカニズムとは
筋肉には相反神経メカニズムといわれるものがあります
これが何なのかというと
前側の筋肉に力が入ると後側の筋肉は力が抜ける
外側の筋肉に力が入ると内側の筋肉は力が抜ける
という筋肉には法則があります
腰痛でお悩みの方のほとんどは腰に硬さがあります
つまりどうゆう状態であるかというと
腰の筋肉を過剰に働かせていることによってお腹側の筋肉の力が抜けている状態にあります
アプローチとして行いたいのは腰の筋肉の力を抜けさせることですから!
お腹側の筋肉の力が入ると腰側の筋肉の力は抜けます
大腰筋のトレーニングは腰痛には必要な要素になります
大臀筋と一緒に大腰筋にもアプローチをすることで腰痛の解消は一段と早くなるでしょう
明日はランキング3位の斜角筋について話していきたいと思います
本日最後までご覧いただきありがとうございました
