圧迫骨折

斜角筋とは

こんにちは整体院 松華 -SYOUKA-院長の平尾嘉信です

昨日は大腰筋ついて話をしていきました

大腰筋・大臀筋について見てない方は先にご覧下さい(大臀筋こちらから大腰筋はこちらから)

本日は腰痛ランキング第3位の斜角筋について話していきたいと思います

斜角筋とは

斜角筋は首の前側についている筋肉で、主に首を曲げる、伸ばす、首を回す時に働く筋肉です



画像はインターネットより

斜角筋は全部で3つあります

・前(ぜん)斜角筋

・中(ちゅう)斜角筋

・後(こう)斜角筋

それぞれ細かく見ていくと差はあるんですが、とりあえず、大きく分けて前斜角筋は首を曲げる筋肉、中斜角筋と後斜角筋は首を伸ばす筋肉になります

斜角筋群に合わせて重要な筋肉が胸鎖乳突筋という筋肉があります
この筋肉についてはまた後日お話ししますので今回は割愛させていただきます

斜角筋は肋骨と首の骨である頚椎を結ぶ筋肉になります

つまり肋骨と首に影響を及ぼす筋肉であります

では腰と直接関与していないこの筋肉がなぜ腰痛に関与しているのでしょうか?

斜角筋が腰痛に関与している理由は2つ

大きく分けると2つです

①肋骨に関わっているから

②頚椎(背骨の首部分のこと)の動きは腰椎(背骨の腰部分のこと)と連動するから

それぞれ説明していきます

①肋骨に関わっているから

腰についている筋肉は骨盤と肋骨についている筋肉が多いです

直接腰に関わっていなくても肋骨を介して、腰の筋肉に影響が出てしまっているのです
肋骨が上に引っ張られると腰の筋肉も上に引っ張られるので、腰の負担は大きくなりますよね
これによって腰痛が引き起こされていると考えられます

 

②頚椎(背骨の首部分のこと)の動きは腰椎(背骨の腰部分のこと)の動きと連動するから

背骨のうち首には7つ、腰には5つの骨がそれぞれありますそれぞれ番号付けがされており、C(頚椎をドイツ語で言った場合の頭文字)、L(腰椎をドイツ語で言った場合の頭文字)それぞれ頭文字をつけてC2、C71、L2、L4など部位の名前がつけられています

実は規則的に影響しあっている部分があります

C1ーL5
C2ーL4
C3ーL3
C4ーL2
C5ーL1

のようにそれぞれ関係性があります

首の筋肉へのアプローチは必ず腰にも影響が出ます

そのうち最も効果が高いのが、C1〜C3へのアプローチです
腰で言えばL3〜L5へのアプローチになります

腰が痛い方は大体この部分に痛みが出て来ます

斜角筋のストレッチ

画像はインターネットより

画像のように首を回し後方へ伸ばしていきます
この際方が上がらないように気をつけましょう
気持ち自分で下げても良いくらいです

この筋肉は自分でマッサージしようとしても痛みが出やすい部分なので覚悟が必要です
施術者でも苦手な人が多いです
首の周りには大きな血管や神経が通っているので注意も必要です

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