RICE処置

捻挫した時の緊急対応〜RICE処置〜

こんにちは整体院 松華 -SYOUKA- 院長の平尾です

先日捻挫をしてしまいました

捻挫は運動をする方にとっては受傷することがかなり多いものではないでしょうか?

 

運動部に所属する人が受傷する割合は23%と最も高く、その中でもサッカーが一番多いと報告されています

そのうち内反捻挫が全体の77-79%を占めていると言われています

画像は障害の基礎知識より

内反捻挫が多い原因は靭帯の構造や骨の形状上の問題です
再発率も高いとも言われています

 

今回私が捻挫したのもサッカーをしながらの内反捻挫でした

データの通りですねΣ( ̄。 ̄ノ)ノ笑

 

 

捻挫をした際には早急な対応が必要になります

というよりも怪我をした際には何においても早期対応が必要です

私のように無視するとひどいことになります

詳しくはこちら

久しぶりにサッカーしたら捻挫してしまいましたこんにちは 整体院 松華 -SYOUKA- 院長の平尾です 先日久しぶり実家に帰りました╰(*´︶`*)╯ 最近運動...

酷くならないように対処するのがRICE処置です

もし脱臼や骨折など重症化している場合は
ヘタに動かすと余計に悪化してしまうので
RICE処置ではなくすぐに救急車を呼びましょう

RICE処置は絶対

あなたはRICE処置と言うものを聞いたことがありますか?

すぐに病院へ行ければいいですが、私の様に週末に悪くなる!夜中に悪くなった場合なかなか病院へいくことは難しいですよね

そんな時でも自分でできることだけはやっておきたいですよね

自分でも出来て、一番初めにやるべき事がRICE処置です

RICEとは

icon-check-circle REST(安静)

icon-check-circle ICE(冷却)

icon-check-circle COMPRESSION (圧迫)

icon-check-circle ELEVATION(挙上)

の頭文字を取ったものになります

RICE処置が必要な時は捻挫だけに限らず炎症が起こっている時です

 

野球の投手が試合後に肩や肘にアイシングしていますよね?

あれも使いすぎた肩や肘への負担を考慮したものになります


画像はインターネットより

炎症や負担がかかった部位にはRICE処置を行うのが一般的です

 

なるべく早く病院で治療を受けた方がいいですが、試合会場や自宅で怪我をした時など自分達だけで対応しなければいけない時もありますよね

そんな時のための緊急処理の仕方をここからお伝えしていきたいと思います

内反捻挫した際の緊急処置

ここでは私がRICE処置のやり方と実際に私が行った方法をお伝えします

捻挫をした時にすぐに病院や接骨院に行けたらいいですが、そうゆう時ばかりではないですよね

 

そうゆう時でも自分でできるのがRICE処置です

REST(安静)

その関節や筋肉へ負担を掛けるのはやめましょう
つまり運動中止です!

ICE(冷却)

炎症が起こると熱を持ちます
さらに血液が流れ込んできて痛みを伝達する物質が大量に増えます
そうすると痛みがどんどん強くなっていきます

そうならないように冷やすことで一度血流を落とします

袋の中に氷と水を入れて(適当でいいです)空気をなるべく出して袋の口を縛ります
それだけでいいです
幹部全体が覆われるようにしましよう

時間にして15分〜30分程度行いましょう

アイシングバッグがあると便利です

私が使ったのはこれ!

ザスムトさんのアイスバッグです

 

血流が落ちても改善するというデータがあるので安心してください

COMPRESSION(圧迫)

サポーターや弾性包帯、テーピングがある人は足首が動かないように固定します
ない場合にはものを使って固定します
もちろん両方実施しても良いです

もしそのようなものがない場合は硬いものでいいので足裏からふくらはぎにかけてあてがってください

固定の角度は足首がまっすぐの状態(垂直)で下腿骨(膝と足首の間にある骨)と足が90度になるようにします

 

今回は何もなかったので段ボールを曲げてとりあえずで対応しました
+捻挫用のテーピングは知ってるので自分でやって固定・圧迫してます

固定はなんでもいいのですが、ダンボールよりももっと硬いものの方がいいかと思います!!!
もしあれば発泡スチロールとか?
何もないよりは段ボールでもあった方がいいです(^○^)

ELEVATION(挙上)

最後に老廃物を循環させる必要があるので足を心臓よりも高く上げます


画像は日本整形外科学会ホームページより

何かの台の上に足を置いてもいいですし、椅子の座面部分に足を置いてもいいと思います

大事なのは『心臓よりも高い位置に足を持っていく』という事です

 

平尾はこんな感じでやりました

足首の固定は行なっています(黒色のものはテーピングです)
アイシングバッグを持っているので、その中に氷と水を適当に入れてます

バッグを手で持っていると疲れるし、ELEVATIONがやりにくいのでサランラップでぐるぐる巻きにしてバッグが落ちないように固定しています

この状態で椅子の座面に足を乗せていました

 

内反捻挫になったら

やはり病院へ受診することをお勧めします

捻挫癖と言いますが、癖というよりただの筋力低下と協調性(他の筋肉との連動した動き)の低下です

正しい足首の動き方を再学習させる必要がありますのでここに関しては専門家の意見を聞いた方がいいかと思います

 

 

また、病院には高額な機械があるので

自宅では出来ないような高く性能の良い機械の治療を受ける事ができます

 

 

靭帯損傷の場合は超音波治療がいいと習いました

ちなみに内反捻挫は靭帯損傷ですので、超音波治療となると思ってい担ですが、

もう一度調べてみると・・・

あれ・・・

意外と効果は薄いという感じ!?

高校の時に散々やった超音波はなんだったんだろう?

 

 

なんにせよ

RICE処置は医療人やトレーナーでなくても覚えておいて損は無いものなので

ぜひこの機会に覚えてくださいね(^ω^)

 

最後までご覧いただきありがとうございました

 

追記:知り合いの整形外科・クリニックに勤務している友人に聞いたところ

分かれました!!!

超音波をやっている所とやっていない所があるそうです!

その病院やクリニックによって対応が違うようですね

 

 

サポーターで有名な会社

ザムスト

アイスバッグもあります
私が使ったのもこれ
専用のベルトがあるのでアイスバッグの固定が簡単に出来るのはこっち